2011年4月13日水曜日

北書店AtoZ

例によってすっかりご無沙汰しております。

おかげさまで北書店、無事1年目を終え、
昨日、2年目に突入しました。
皆様、本当にありがとうございます。
さてさて、こう久しぶりだと書きたいことも
たくさんあるのですが、今月から始まっています
1周年記念企画のご案内を、まずはさせていただきます。

今月の北書店画廊「林哲夫展」

(失われた時を求めて)



昨年夏、「読む人」のスケッチの展示が
大好評だった林哲夫さんの作品展ふたたび。

今回も本屋の空間に馴染みまくりの作品たち。
水彩、油彩、で描かれた本と本屋のある風景を。

前回と同様新潟絵屋さんのご協力により開催となりました。
私もまたまた、仕事を忘れ、思わずジーっと見入ってしまっています。
展示は5月8日まで。ぜひ足をお運びください。
絵屋さん、林さん、いつもありがとうございます。

そして、店内入って右側、新潟県関連本のコーナー
の壁を使って一風変わった写真の展示を開催中です。





「AZAZ-NIIGATA写真展      A  DAY  IN  THE  LIFE.」

「AZAZ-NIIGATA」ことH氏(と呼ぶことにします)
は、北光社時代からのお客さんです。「AZAZ」は、
「AtoZ」、ようするにH氏から見た新潟のあれこれです。

そのあれこれを、独自の視点で捉えた写真と共に紹介する
ブログが「AZAZ-NIIGATA」です。
そこに掲載されている写真と、今回新たに撮影された写真も
あわせて、手作り感全開の展示を開催しています。

テーマは「北書店界隈」。

写真はすべて、ここいらにある珍しくもなんともないもの。
あたりまえすぎて、普段目にも止めていないもの。
そんな風景が、目線を変えただけでなんともかわいく、クールで
時に頼もしく見える。
それは新刊本や、旬の情報ばかりを追いかけることに違和感を
感じながら、本屋の空間をつくってきた私の感覚とリンクするようで、
というか背中を押されているようで・・・

楽しむことに何の準備も要らない。「電源」も要らないよ。そこから何が見える?

そんなわけで、北書店1周年にはぜひやりたいと、私からお願いして
今回実現することとなりました。H氏もありがとう!
現在、記念の小冊子を製作中です。こちらも手作り感全開の力作。
私も冒頭に文章を書かせていただきました。近日展示コーナーに登場します。
有料というカタチを取り、いただいたお金は、日本赤十字社新潟県支部様より
預かっている募金箱に全額入れさせていただきます。
この冊子は、なくなり次第終了です。数に限りがありますがご了承ください。

募金に関しては、随時受け付けています。このたびの震災の、被災地にて
行われている救援活動を支援するための募金です。ご協力、どうぞよろしく
お願いいたします。

今日のところは、この春の2大展示のご紹介に留めて、このへんで。
本当は開店記念日の昨日、この文章を書くつもりでいましたが、何かと
バタバタしてしまい1日遅れの日記となりました。

相変わらずのせわしない毎日。それはそれでリアル。

続きはまた明日。(ホントかよオイ。)