2018年7月23日月曜日

出張円盤レコード寄席

今年も高円寺の「円盤」店主、田口史人さんによる
『出張円盤レコード寄席』を開催します。昨年に引き続き
新潟~佐渡の二本立て。北&南書店へぜひ足をお運びください。
北書店ではタンゴ特集、そして南書店は円盤寄席の大定番、学校編です。
以下詳細をご覧ください。

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7月28日(土)
出張円盤レコード寄席〜日本とタンゴ @北書店 
18:30~(18:00開場)/料金1,500円
会場 北書店 
新潟市中央区医学町通2-10-1ダイアパレス医学町1F
025-201-7466 

店頭・メール(sato@kitashoten.net/件名7・28円盤)にて受付中
地理的には地球を挟んで真裏の関係にある
日本とアルゼンチンの深い深い交流の証、タンゴという
世界的にも異形の音楽をめぐる人と人との悲喜交々。
タンゴという音楽の入門編でありつつ、人と人と、国と国との
レコードの話。特に日本のタンゴは世界的なレベルに達しながら
一瞬でその現場を失った悲劇の音楽。そのレベルの高さと、
諸行無常をレコードで追います。


7月29日(日)
出張円盤レコード寄席〜学校編 @南書店(日和山) 
18:00~(17:30開場)/料金1,500円
会場 南書店 
新潟県佐渡市小木町232(カフェ日和山内) 
店頭、Facebook、電話(070-5266-2738 担当/米山)にて受付中
「音楽を売るため」に作られたのではないレコードの代表。
学校関係のレコードは専門のレコード会社があるほどの一大市場。
卒業記念盤を中心に校歌、合唱祭、地域の連合音楽会、ブラスバンド部の
大会記録盤など、卒業生しか知らない、けれども卒業生にとってはなんでもない、
日常そのものの「当たり前」の学校生活が記録されたレコードたちを聞きます。

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 昨年から始まった新潟~佐渡ツアーの様子は、円盤レコブックseriesに収録されて、
北書店と南書店店頭にて絶賛発売中、こちらもまだ読まれていない方は必見ですよ!


円盤のレコブックseries「佐渡島とレコード」
800円

全国的に見ても膨大な量があるという。佐渡の観光記念
お土産ソノシート。レコード好きなら誰もが知ってるがまず買わない
という、田口さん曰く"キング・オブ・ゴミレコ"を、制作年代順に丁寧に
解説。すごい仕事です(笑)。昨年の円盤新潟~佐渡の旅日記も
収録。2本立てでお楽しみいただけます。ほんとに面白い。



そんなこんな、今年も盛会となりますよう、皆様のご参加お待ちしております。



2018年7月10日火曜日

丹藤商店ものがたり

JR磐越西線「鹿瀬駅」下車徒歩数分、阿賀野川のほとりにある
“地域のよろずや”丹藤商店を営む三人の老人に聞き書きした
『丹藤商店ものがたり』(冥土のみやげ企画)。今年5月の発売から
店頭にてじわじわと売れ続けています。


もうひとつの“阿賀に生きる”


丹藤商店ものがたり


里村洋子著/冥土のみやげ企画
1296円(税込)




読まれた方の紹介が、また新たな読者を連れてきて、そういう静かな
反響をレジで感じることができるのは嬉しい。やっぱり店はいいなと。

このタイミングで、著者の里村洋子さんと、同書の発行元であり
新潟水俣病の患者に寄り添ってきた旗野秀人さん(冥土のみやげ企画) を
お招きして、来週木曜7月19日の夜にトークイベントを開催します。

執筆中の制作話、冥土のみやげ企画のこと、刊行後の丹藤商店の様子など、興味は
尽きません。それから故・佐藤真監督のドキュメンタリー映画『阿賀に生きる』
との縁なども。聞き手には南陀楼綾繁さんをお迎えして、皆様のご来場をお待ちして
おります。たくさんの人に聞いてもらいたいです。以下詳細をご覧ください


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トークイベント
丹藤商店という日常
―もうひとつの『阿賀に生きる』―


出演

里村洋子(ノンフィクション作家)/旗野秀人(冥土のみやげ企画)


聞き手 南陀楼綾繁(ライター・編集者)



日時 719日(木) 19:00開演
場所 北書店
新潟市中央区医学町通2番町10-1 ダイアパレス医学町101

参加費 1500
予約方法 北書店までメールかお電話でお申し込みください

TEL 025-201-7466 e-mai1 sato@kitashoten.net(件名7・19トーク)

2018年4月9日月曜日

エンマリ&ともちぃのブックトーク

ここのところ晴れ続きで、一気にお花見モードでしたが、昨日今日は
急激に寒くて週末の予定も狂っちゃいましたね。まあ新潟はだいたいいつも
こんな感じなんで。「寒いからストーブ慌てて出しましたよ」、みたいな話も
よく聞きますけど、それこそ慌てて早くしまいすぎです。新潟だとゴールデンウィーク
あたりが境目ですよ。
そんなレジカウンターでの会話も毎年4月の定番、お花見帰りのお客さんがちらほら
立ち寄ってくださるようになる頃、北書店は開店記念日を迎えます。あと数日で8周年。
だからというわけではないですが、記念イベントにふさわしい企画を思いついたので、
ご興味ありましたらぜひご参加ください。
fm-port「モーニングゲート」等でおなじみのフリーアナウンサー、遠藤麻理(以下「エンマリ」)さんと、
古町を拠点に活動するアイドルグループ「RYUTist」のメンバー、宇野友恵(以下「ともちぃ」)さんの
ブックトークを4月21日の夜に開催します。
エンマリさん初のエッセイ集、『自望自棄』(新潟日報事業社)が発売になったのは
昨年11月、地元誌で今も絶賛連載中のエッセイや、ご自身のラジオ番組のトーク
傑作選をまとめた同書は、版元も書店も、なにより著者本人も驚くほどの売れ行きで、
発売記念イベントも県内縦断の勢いで積極的に展開されていました。北書店でも
刊行直後、昨年12月にトークイベントを開催しましたが、当時は発売即重版ですごいねー
なんて話をしたんだっけか・・なんだかんだ4ヶ月も経過すれば、その後の反響や、各地での
イベントにまつわる、新たなお話しも聞けそうです。



自望自棄~わたしがこうなった88の理由(わけ)
遠藤麻理 著/新潟日報事業社/1512円


発売から4ヶ月、新潟県内の書店店頭をにぎわす
ベストセラー(笑)、毒々しいようで優しいが
近寄りすぎると突き放されて・・絶妙な距離感は
エッセイでも健在。面白いですよ。




アイドルグループRYUTistとのご縁は2年前から始まって、共同企画の「柳書店」は
思いもかけず、北書店にとって欠かせないイベントになっています。今年も開催できるかどうか。
なかでもともちぃは読書好き、本屋好きということで、昨年はニイガタブックライトの一箱古本市に
あわせて北書店での一日店員をお願いしたことがあり、そこでRYUTistを初めて知った
南陀楼綾繁さんが様々な媒体で彼女たちを取り上げることになり現在に至ります。このあたりの
経緯は今年2月に発売された「雲遊天下」をご覧ください。ほぼ完売状態のようですが、
当店にはまだ在庫があります。
同時期に発売になった南陀楼さんの「本好き女子のお悩み相談室」(ちくま文庫)にも
ともちぃが登場していて、先月発売記念トークイベントを東京築地にある書店&ギャラリーの
「ふげん社」さんで開催し、たくさんのお客さんにお越しいただきました。いつか新潟でもやりたいね、
というのが今回の企画の発端になっています。

 

本好き女子のお悩み相談室 
南陀楼綾繁 著/ちくま文庫/842円

全国各地のブックイベントで知り合った
本好き女子の読書遍歴などをまとめたインタビュー本。
数年前からの連載が、昨年のRYUTistとの
出会いで思わぬ方向に発展しました(笑)
ともちぃが加わり、新潟からは3人登場しています。

そんなこんな、北書店8周年を勝手に飾らせていただきつつ、新潟で活躍するふたリの出版や本に
まつわる話をお楽しみに。以下詳細をご覧ください。
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エンマリ&ともちいのブックトーク@北書店
4/21(土)19時~(18時半開場)
2000円
出演:遠藤麻理・宇野友恵(進行北書店 佐藤)
お申込方法
北書店店頭またはメールにて受付開始。
 sato@kitashoten.net 件名(4/21トーク予約)、お名前、ご連絡先もご明記ください。