2016年12月19日月曜日

キャビネで年越し 


2016年もあとわずか。あっという間ですね。今年もいろんな
イベントを開催しましたが、最後を締めくくるのはやっぱりこれだろ!
ということで、キャビネ・ファンタスティク開催のお知らせです。
先月ツイッターでお知らせしたままですいませんでした。
以下詳細です。お申し込みはメールまたは店頭にてお受けします。

キャビネ・ファンタスティクは、岡田崇さん、路川敬さんによる不定期開催の
シネクラブ。映写機を店内に持ち込んで、かわいいアニメーションやへんてこ
短編映画など、あまり観る機会のない珍しい映画を楽しむフィルム上映会です。
北書店開催はこれで4回目。すっかり年末の風物詩になりました。
岡田さんが操る映写機のカタカタ音と路川さんの解説が、
冬の夜にしっくりとはまります。

開演前のお楽しみも盛りだくさん。コーヒーお菓子アルコール類など、
例年以上に充実の予感がしますよ。慌しい年末の束の間、連休明けの
平日の夜ですが、どうにか都合をつけてきてくだされば楽しんでいただけること
間違いなし。皆様のご来場、心よりお待ちしています。



*********

キャビネ・ファンタスティクVol.4 

 2016 12/26(Mon)
 OPEN18:30/START19:30 
¥1500  

お申し込みは北書店店頭、または
メール(sato@kitashoten.net/件名「キャビネ・ファンタスティク」)



Cabinet Fantastique


岡田崇(LI’L DAISY
路川敬 
















出店


スズキ食堂車
オオハタコーヒー


イベント協力

はだえつこ(菌屋) 



2016年10月27日木曜日

石井ゆかりさんの星座別星ダイアリーについて

久しぶりのブログ更新です。ご無沙汰しております。

石井ゆかりファンの皆様にとっては日々のくらしの必需品、
星ダイアリーの来年版が12星座別(!)で発売になりました。
装丁のイラストがかわいいですね。

今年も石井さんより、お手製のスペシャルなおみくじが届きましたので
本日よりお買い上げの皆様にお渡ししております。

周回遅れですいません、ご購入がまだの方はこの機会をぜひ ご利用ください。

今回は星座別なので、もしかしたらご希望の星座が一時品切れ、再入荷後の
お渡しという可能性もありますが、 いまのところ全点だいたい均一に揃っています。

おみくじの枚数は限りがありますが、出来るだけ発送にも対応させていただきます。
ご希望の方はメールにてお申込ください。

お近くの方で取り置きを希望される方についても メールで
ご連絡ください。


それでは以下詳細です。

 ★★★★★★★★★★★★ 

おみくじつきは完売です。
ありがとうございました!

おみくじ付き星ダイアリーの遠方販売について

● お申し込みはメール(sato@kitashoten.net)にてお受けいたします。 
件名/「星ダイアリー」発送希望 

●おひとり様1枚限定とさせていただきます。 

●料金は、送料含めて1920円と、 振込手数料を ご負担いただきます。 

●以上ご了承いただけましたら、

郵便番号・ご住所・お名前・お電話番号を明記の上お申込みください、
ご購入いただく星座の指定もお忘れなく。

本日中にいただいたメールに関しては 集計後、遅くても明日の午前中までには
詳細を返信いたします。 


★★★★★★★★★★★★ 



それでは皆様のご来店、ご注文をお待ちしています。

 石井さんに感謝。いつもありがとうございます。




2016年7月18日月曜日

砂鉄・一子の北書店

8月5日(金)の夜、新潟市はお祭りの初日ですね。
この日は民謡流しか。北書店でも同日同時刻、
実に祝祭感にあふれた豪華なトークイベントを企画しました。
お招きするゲストは、フリーライターの武田砂鉄さんと
写真家の植本一子さん!

武田砂鉄さんは出版社勤務を経て独立し、昨年春に
発売された『紋切型社会』が初の単著にしていきなり話題作に
なりましたね。「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」を受賞されたり、
昨年末の読書アンケートでもベストに上げる声が
多かったように思います。2014年夏に、電子書籍で刊行された
『街の本屋の逆襲』の書評だったと思うんだけど、北書店について
書いてくださっていたのを目ざとく見つけたときは嬉しかったものです。
今回新潟初登場、お会いするのが楽しみです。


植本一子さんは雑誌の撮影や「北書店で1日店長」など、
これまで何度かご来店いただきましたが、今年発売になった
『かなわない』は、おそらく2016年、現時点でベスト1だという
読者もたくさんいるでしょう。文章の上手さもさることながら、
自らを晒け出し、それをなんとも魅力的な1冊に仕立ててしまう、
写真家植本一子の不思議な(?)才能、店頭ガン積み、只今
絶賛発売中です。

まさに今をときめく(紋切型な表現)著者二人の豪華な顔合わせ、
砂鉄さんと一子さんの関係はよくわからないので、当日ご本人たちに
伺うとしましょう。どっちかというと「砂鉄さんの出版記念トーク@地方」に
一子さんが友情参戦、という意味合いが強いのかな?この日は
『紋切型社会』の編集者、綾女欣伸さんも駆けつけてくださいます。
綾女さんといえば朝日出版社の「アイデアインクシリーズ」、2年前の
『ヒップな生活革命』トークでもお世話になりました。あれも思い出深い
イベントだったな・・がしかし、今回も負けず劣らずの熱い夜になる
予感がしますよ。

武田砂鉄×植本一子×朝日出版社×北書店の共催という感じで、
発案者はだれなのかよくわからないまま自然発生的に企画されたこの
トークイベント、テーマはズバリ、“思ったままのことを書く” 

書くことについて、プロの物書き以外でも、身近なところではSNSなんか
いろいろとありそうですがどうでしょう。思っていることを書けなくてストレス、
なんてことありますか?思ったこと書きすぎてウザがられてませんか?
好きに書いてるつもりが知らず知らず紋切型になってやしませんか?
その辺の匙加減ってどうなんだろね。ちょっと二人に聞いてみましょうね。

ご両人の読者はもちろん、民謡流しに出ない方、はなから何の予定も
ない方も、この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひご参加くださいませ。
お待ちしています。


★★★★★★


【砂鉄・一子の北書店(夏)~思ったままのことを書く】

出演:武田砂鉄/植本一子
日時:2016年8月5日(金)/19時~(18時半開場)
参加費:2,000円(1DRINK)
北書店店頭、メール(sato@kitashoten.net) にて受付中
(メール件名「8/5トーク予約」)




武田砂鉄  

1982年東京都生まれ。ライター。
大学卒業後、出版社で主に時事問題・
ノンフィクション本の編集に携わり、2014年よりフリー。

15年、『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』
(朝日出版社)で、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。
16年、第9回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。
「cakes」「文學界」「VERY」「SPUR」「Quick Japan」「暮しの手帖」
などで連載をもつ。

8月上旬に新著『芸能人寛容論 テレビの中の
わだかまり』(青弓社)が刊行になる。 
http://www.t-satetsu.com/


植本一子  

1984年広島県生まれ
2003年にキヤノン写真新世紀で
荒木経惟氏より優秀賞を受賞。 
写真家としてのキャリアをスタート
させる。広告、雑誌、CDジャケット、
PV等幅広く活躍中。2013年より
下北沢に自然光を使った写真館
「天然スタジオ」を立ち上げ、一般家庭の
記念撮影をライフワークとしている。
著書に「働けECD~わたしの育児混沌記~」
(ミュージック・マガジン)「かなわない」
(タバブックス)がある。

http://ichikouemoto.com







2016年6月8日水曜日

「ガケ書房の頃」発売記念トーク

2011年から始まったニイガタブックライトも5周年。
通算11回目の一箱古本市を6月12日(日)の10時より、
学校町のお祭り「現代市(いまいち)」会場の一角をお借りして
開催いたします。6月は毎年固定で学校町、秋には沼垂商店街や
水と土の芸術祭会場などに呼んでいただいて、この5年間、年2回ペースで
コンスタントに活動させていただいております。ご協力くださる関係者様に
改めて感謝を。ありがとうございます。
 
一箱古本市の元祖、「不忍ブックストリート」主催の南陀楼綾繁さんは
学校町での一箱は皆勤賞、毎年東京から駆けつけてくれます。今年も
もちろん定位置の、菅原神社境内に陣取っていただきます。
 
南陀楼さんともうお一方、今年は京都から「ホホホ座」店主、元「ガケ書房」の
山下賢二さんをゲストとしてお迎えします。“出張ホホホ座”として古本市会場への
ご出店はもちろん、前日6/11(土)は北書店にてトークイベントを開催します。
 
『ガケ書房の頃』発売記念クロストーク 

日時/6/11(土)19:00(開場18:30)
参加費/¥1,000 
お申込/北書店店頭・メール
(sato@kitashoten.net /  件名:山下賢二トーク参加希望)

先日発売になった山下さんの著書、「ガケ書房の頃」発売記念のトークです。
2004年に開店し、2015年の春に閉店したガケ書房は日本屈指の個人書店
といって過言なく、しかしその看板を驚くほどさらりと捨て、ホホホ座として活動する
山下さんの現在と、ガケ書房での11年のことなどを。
 
ただ、この「ガケ書房の頃」を読まれた方ならわかってくれると思うんですが、
バランスよく全体を網羅してお聞きすることは無理があるので、端っから諦めています。
どの章も、それひとつでトーク時間丸々使って語りつくしたいほどの濃密さ
なのです。少年時代のこと、10代で京都を離れ、その日暮らしの先々で起こる
人間ドラマ、編集者時代の衝撃の事実(笑)、京都に戻り、ガケ書房を始めるに
至った経緯や開店準備にまつわる彼是、山下さんを支えるご家族や仲間たち、
小沢健二さん、いしいしんじさんなど、著名な方たちの素顔が垣間見れる素敵な関係、
本屋のカウンターから見える風景、万引きの話もすごかったなあ・・女刑事と山下さん。
ドラマ化したいよ! 笑
 
そんなこんな、話したいことはたくさんありすぎてどうしたものかという感じではありますが、
楽しい会にしたいと思います。本屋の日常を正直に書こうとすれば辛いことのほうが
多いし、読み進むにつれ、全体のトーンは哀しいはずなのに、読後はなぜだか希望に
あふれるこの感じを、そのまま伝えられたらいいなと。とにもかくにも、またとない貴重な
機会ですので、ぜひともご参加くださいませ。お待ちしています。
 
そしてこの本を企画した夏葉社の島田さんにもありがとうと言いたい。
つーか来ないかな・・
 


京都、本屋さん、青春。

『ガケ書房の頃』(夏葉社/1,944円)
  


 山下賢二(やました・けんじ)
1972年京都市生まれ。21歳のころ、友達と写真雑誌『ハイキーン』を創刊。
その後、出版社の雑誌部勤務、本屋店長、新刊書店勤務などを経て、
 2004年に「ガケ書房」をオープン。目立つ外観と独特の品ぞろえ、
店内音楽ライブなどで全国のファンに愛された。2015年4月1日、
「ガケ書房」を移転・改名し「ホホホ座」をオープン。
著書『わたしがカフェをはじめた日。』(小学館)、『ガケ書房の頃』(夏葉社)など。