さてさて、5月もあっという間に最終週に突入です。
週末はもう6月になっているので、ということは来週末は
一箱古本市か・・2週間ないですね。関連企画のお知らせが
立て込んできますがどうぞお付き合いくださいませ。
まずは今週木曜日、5月29日の夜7時より、新潟日報メディアシップ20階
「そらの広場」をお借りして、“ミスター一箱古本市”南陀楼綾繁さんの
新刊刊行と、ニイガタブックライト発足3周年もついでに記念して、トークイベントを
開催します。まだまだお申し込み受付中です。なんせ広場だから。たくさん入るから。
一箱古本市をより一層味わい深いものにするための一夜。皆様ぜひご参加ください。
出店を予定されている店主さんは特に特に。以下詳細です。
『谷根千ちいさなお店散歩』トークツアー 2014
ちいさなお店とまちの話
~一箱古本市を通して見えてきたこと
南陀楼綾繁×佐藤雄一(北書店)
オープニングアクト・吉上恭太(歌とギター)
【日時】 5月29日(木)19:00~21:00(18:45開場)
【会場】 新潟日報メディアシップ20F そらの広場
【参加費】 1000円
【お申し込み】 北書店店頭・お電話・メール
こちらがお題となる、南陀楼さんの最新刊、只今店頭にて絶賛発売中。
「谷根千ちいさなお店散歩」(WAVE出版)1620円
いまや全国に広がりを見せるブックイベント、一箱古本市の歴史は、
ナンダロウさんが本好き有志とともに10年前に結成した「不忍ブックストリート」から
始まります。その舞台となる町が、谷中・根津・千駄木の通称“谷根千”。
本書は、その谷根千で商売されている個人商店をエリア毎に分けて紹介した、
町歩きにはもってこいの散策ガイドであると同時に、この町がブックイベントの
舞台というだけでなく、生活の場でもあるナンダロウさんだからこそ引き出せた
お店や店主の物語も必見の1冊。この本をめぐっての、町とお店のお話を彼是を
ナンダロウさんに伺ってみようかと思います。歩き続けることによって見えてくるもの。
ニイガタブックライトが結成され、学校町で初めて一箱古本市を開催したのが2011年6月。
以降定期的に年2回ペースで開催し、新潟市でもすっかり定着した感じですが、それもこれも
ナンダロウさんが北書店をたずねて遊びに来てくれたことから始まったことです。
2010年12月。冬のある日の南陀楼綾繁、『新潟 ちいさなお店散歩』。
それがきっかけで出会った人たちや、起こった出来事を数え上げたらきりがないほど。
その延長の5・29メディアシップ。ちいさなご縁が重なってのいろんなお話は、おっきな場所で
やったらどうだろうと企画してみました。夕暮れ時から始まって、新潟市中心街のきれいな夜景を
横目に南陀楼綾繁。これは楽しみです。日報さんの話によると「そらの広場」は、この時間帯、
高校生カップルが多いんですってね。・・ナンダロウアヤシゲ?誰?みたいな。そんな感じも
面白いなあ。高校生、よかったら参加してね。
詳細にもありますが、この日はオープニングアクトとして“不忍のギター弾き”吉上恭太さんも
いらっしゃいます。いわば友情参戦。すごくざっくりした紹介ですみません、シブくてカッコいい
おじさんです。昨年発売になった吉上さんのCDのライナーノートには、ナンダロウさんによって
詳細に書かれた、驚愕すぎる吉上さんのプロフィールが掲載されているのでぜひご覧下さい。
当日会場にて販売いたします。
吉上恭太
「On Shinobazu Book Street」
Shinobuphon Records SBP-1001
1,500円+税
簡単な告知だけ、と思いつつ、つい長くなってしまいますが、最後に
このCDに収録されている、ある人物について歌われているであろう
曲の歌詞を紹介しつつ。
それでは今週木曜の夜に。皆様のご参加お待ちしております。
なんだ ( music 吉上恭太 / words 鶯じろ吉)
そこに話があれば
どこまでも転がって行くよ
知りたいことだらけさ
だから終わらない
古本屋通いの毎日
その先で見つけたものは
なんだ
そこに人がいれば
いつでも会いに行く
行きたいところだらけさ
だから終わらない
自転車操業の毎日
その街で蒔いている種は
なんだ
ひかげも ひなたも じぶんで きめる
紙魚にも 羊歯にも きれいないのち
甘ずっぱい 肉団子の ファンダンゴ
でもその素顔は なんだろう
そこに蛙がいれば
どこまででも遠回り
でも見たいものだらけさ
だから終わらない
退屈しらずの毎日
きみに伝えたいことが
あるんだ
ひかげも ひなたも じぶんで きめる
紙魚にも 羊歯にも きれいないのち
甘ずっぱい 肉団子の ファンダンゴ
でもその素顔は なんだろう