2012年11月21日水曜日

えのきどいちろうさんが来るよ!

12/2(日)13:00から、コラムニストのえのきどいちろうさんを
お迎えしてトークイベントを開催いたします。お申し込みは北書店店頭、
またはメールにてお願いいたします。昨日より受付を開始しました。
結構な勢いで予約をいただいております。えのきどさん凄いなあ。

著書もいくつか揃えておきます。ご購入いただいたお客様のために
サイン会も出来たらいいなあと考えています。

最新刊が、今週末発売です。北尾トロさんとの共著。北尾さんも、先日北書店へ
いらしてくださいました。そのご縁というわけではないんですが(若干はあるのかな)
まさかその数週間後に今度はえのきどさんが来るとは思いもよらなんだ!


こちらがその最新刊です


「愛の山田うどん 廻ってくれ、俺の頭上で!!」 1,470円   (河出書房新社)


今週末入荷の予定です。新潟でどれだけこの「山田うどん」が知られているのかは
未知数。この本を出すに至った経緯も不勉強で申し訳ないことですがよくわからない。

ただトロさんや、えのきどさんの全方位的な興味の持ち方や、その対象への本気度ぶりは
最高にカッコいいと思います。新潟ではアルビサポーターに絶大な支持を得ているえのきどさん。
今回のトークライブも、ほぼそちら方面の話題になりそうですが、コラムニストとしての
えのきどいちろうも楽しんでいただけたらと思います。というか、どんな展開になるのかは
えのきどさん次第。こちらの方では何も決めておりませんので、参加いただく皆様も、ここはひとつ
当日は何も考えずに北書店までいらしてください。以下詳細です。


えのきどいちろう トークLIVE! in 北書店

日時
12/2(日) 
12:30開場・受付開始 
13:00スタート

参加費:1.000円

定員:約60名(応募多数の場合、もう少しお席は増やせますのでご心配なく)

お申し込み方法:北書店店頭、またはメール sato@kitashoten.net まで



さっきなんとなく覗いてみた、えのきどさんのコラム(名前出していいのか不明なのでパス)
面白い!まるで檄文。自分を鼓舞しよう声出そうつらくとも。

俄然楽しみになってきました。皆様のお申し込みをお待ちしています。


2012年10月13日土曜日

「本屋」について、考えたり話したり。


昨年あたりからなんとなく感じていた、北書店と京都の人々とのつながりは、
いまもジワジワと継続中のようで、この秋、トークイベントを企画しました。


店頭外観

どうですかこの本屋さん。このただならぬ雰囲気。ここ新潟市にも、こちらのお店が
お好きな方や、行かれたことのある方はたくさんいらっしゃると思います。
え、「お前に言われるまでも無い」って?そりゃそうだ。

以下詳細をご覧ください。


【本屋鼎談 ~京都の恵文社さんをお招きして~


●日時:10月26日(金)
18:00開場
18:30開始
参加費:1000円
元恵文社、現在は新潟市中央区にてアトリエを営んでいる
カトレア草舎の松尾さんによる、出張喫茶(紅茶)も併設いたします。
ぜひご利用ください。

今月26日金曜日の、夕方6時30分より、京都の有名書店、

「恵文社一乗寺店」の店長、堀部篤史さんをお招きしてお話を伺います。

京都というよりも、日本有数の名店はどのようにして出来上がっていったのか。

思わず本を手に取りたくなる独自の棚作りや、お店を取り巻く人々とのかかわりの

中から見える、「恵文社の日常」をお話していただきます。

北書店佐藤に加え、聞き手として、昨年秋に発売された、

『「本屋」は死なない』(新潮社)の著者で、ノンフィクションライターの

石橋毅史さんをお迎えしての座談会です。

お申し込み、お問い合わせは北書店までお願いいたします。

只今ご予約受付中です。店頭、お電話、メールにてお申し込みください。

多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。




●出演者プロフィール

【堀部篤史(ほりベ あつし)
1977年京都市出身。恵文社一乗寺店店長。著書に
『コーヒーテーブル・ブックス』、『本を開いてあの頃へ』(共にmille books)。
共著に『本屋の窓からのぞいた京都』(マイナビ)。
店長ブログ「何を読んでも 何かを思い出す」

【石橋毅史(いしばし たけふみ)
1970年東京都出身。
1998年出版業界紙『新文化』に入社、2005年から編集長、2009年末退職。
2011年10月『「本屋」は死なない』(新潮社)を上梓。

【佐藤雄一(さとう ゆういち)
1973年新潟県上越市出身。
元「北光社」店長、現「北書店」店主。


「本屋鼎談」の「鼎談(ていだん)」とは、3人で行なう座談会のことです。
聞き役、進行を私と石橋さんで、ということになっておりますが、めまぐるしく
攻守入れ替わる展開がいいなあ。お客様も、ご意見ご質問等、なんでも遠慮なく
投げかけてみてください。どんなに些細なことに思えても遠慮なく。

本屋の仕事自体、些細な事の連続です。そのひとつひとつを掬い上げて
「棚」に落とし込んでいくことの繰り返しが、個々の本屋に色を加えるわけで、
それは終わることのない作業です。恵文社は、最初から恵文社だったかといえば、
そんなことは無いでしょう。あの空間は、どれだけの時間をかけて出来上がって
いったのか?私自身、些細なことばかり質問してしまいそう。堀部さん、よろしくお願いします。

そして、この日の鍵を握る男(笑)。刊行から、もう1年が経つんですね。石橋毅史さん。
『「本屋」は死なない』を、初めて手にしたとき、目次を眺め、各項目に登場するこれまでも
よく目にしてきた書店の人たちの名前をそこで確認して、「またおなじみの人たちばかりだな」と、
正直新鮮味は感じないままに読み進めていったら、まあハマったハマった。
で、だからってなぜこうして一緒にイベントなんてと・・ここで書きだすとまた長くなるので
またにします。いつか書こうと思いつつ、そんな調子で1年が過ぎてしまった。

先日、県外の書店に勤めておられる方から、このトークイベントへのお申し込みがあリました。
恵文社ファンの皆様はもちろん、本と同じくらい「本屋」という場所が好きな方。そして
本屋の皆様にも、ぜひ参加していただきたいなあと考えています。いかがでしょう?

お申し込みお待ちしています。


2012年9月30日日曜日

「LIFE-mag」のこと

新潟インタビューマガジン「LIFE-mag」。 

創刊号の奥付には2008年6月25日とあるから、
編集兼発行人の小林弘樹さんが、
「あのー僕これから雑誌作りたいんですけど」
って北光社に来たのはもう4年も前の話なのか。

聞けば取材も編集も営業も全部一人でやるというので
「じゃあ君は新潟の花森安治になりなさい」なんて、きわめて適当に
返答した覚えがある。向こうは向こうで、「はあ・・」と気のあるようなないような様子。


とはいえその後、妙に彼のことが気になり、インタビュー中心の誌面構成にするという
からには、自分も誰かを紹介した方がいいのかな、などと時折考えたりしていたある日、
思いのほか早く創刊号の束を持って彼はやってきた。一読して、
「なんだ、俺余計なお世話じゃん」と感じた。

最初に会って話をした時の、なんとなく噛み合わなかった印象も、
あながち的外れではないようで、自分には思いもつかないような、
この新潟市で活動されている人たちの、様々な現場が紹介されていた。

写真や印刷やレイアウトに魅せられたわけではない。ただ、むしろその荒削りな
写真に写った人たちの表情や、語られる言葉越しに、小林さんの視線と言葉を
感じることが出来た。無謀にも(!)、一人で雑誌を作ろうとした、当時まだ20代前半の
彼が、現在出来る精一杯の、その等身大の姿を見たのだ。

つまりそれは完璧な雑誌だった。

以降約1年半余りの間に、4冊の「LIFE-mag」を作り、その発売時や追加注文分の
納品に来た時には、何やかやとアドバイスともつかないような雑談を交わすようになったが、
いつも静かな口調で話す彼の印象は、最初会った時とさほど変わらなかった。
そして誌面はというと、その口調と同様の、静かな広がりを見せて行った。
彼の書く文章に垣間見られる「有機的な繋がり」というやつだ。

今、自分の立っているこの場所は非常に脆い。だとしても、どんな状況であろうと軸足は
そこに刺さっているからこそ出来る「繋がり」だ。10歳ほど歳下の彼の、持ち込みの雑誌に
協力してあげよう、などという気持ちはサラサラなく、ただ単にこの新潟市で、「LIFE-mag」
に関われることが嬉しかったのだ。

3年前の冬、北光社の閉店が決まった頃、時を同じくして、4号目を刊行して少し経ったばかりの
「LIFE-mag」も、資金面での問題により一旦活動を休止するとの報告を受けた。
だけどどうだろう・・年が明けて1月末、閉店となってガラーンとした北光社のカーテンを開けて、
在庫を引き取りに来た時の、薄暗い店内での会話には、お互いそりゃまあ疲れては
いるけれど、悲壮感というものはかけらもなかったように記憶している。

「終わったねえ」
「そうですねえ」
「まあしゃあないねえ」
「そうですねえ」

「・・・記念撮影していいすか?」
「え?」

お互い半笑いでレジカウンターに佇んでそんなやりとりをしたと思うんだけど
小林君、あの写真ってまだ残ってるのかなあ?

「第4号 好評発売中!」と、黄色い紙に書いたポップを見本誌にペタっと貼っ付けた
最新号の束を回収して、精算を済ませてその場で別れた。そんなときでも相変わらずで、
お互い志半ばで終わらざるをえなかった状況を考えればあまりにも普通に。


で、それから2年半くらい、「やっぱりやります」といって小林さんはまた静かに報告に来た。
静かに事務所まで借りて(笑)

状況が変われども、そんな「繋がり」があったので、3年越しの復活にも特に
驚きはない。やればいいんだよ。簡単に書かせてもらうけど。
だけど誰にでも言うわけじゃないよ。


たっぷり時間をかけてこの夏刊行された「LIFE-mag」復活の第5号。

特集は「佐渡」。

写真もレイアウトもひっそりとバージョンアップしています。パラっとめくっていて
「小林君、凄ぇ!」と、思わず目を剥いた佐渡の荒波の写真は、さすがに彼のものではなく
佐渡在住の写真家、梶井照陰さんのものでした。そんな誌面全体の緩急のつけ方も
見事です。

製作期間はどれほどだろう・・佐渡に暮らす人々の「多様な」生き方を「インタビュー」して
まわった編集発行人、小林弘樹さんの想いが、十分過ぎるほど伝わる待望の復活号。
発売して1ヶ月が経とうとしています。バックナンバーも併せて在庫していますので、
どうぞお手にとってご覧ください。そして皆様に静かな声でご提案。出来たら本屋で
買ってください。再び雑誌を作ろうと決意した、小林さんへの一票が、取扱い書店への
利益にもなる、まさに「有機的な繋がり」を・・・


残暑の厳しかった今年の夏、今夜は台風が近づいているようで、雨足がだんだんと
強くなってきました。夏のかけらも吹き飛ぶ前に、書いておこうと思ったこの9月のこと。

新潟インタビューマガジン 「LIFE-mag」 第5号。好評発売中です!





3ヶ月前、「LIFE-mag」復刊を記念した説明会の会場に、この場所を提供した。
小林氏が引越しを済ませたばかりの事務所から無造作に持ってきた、
販売用のバックナンバー。4号の束の中の1冊に付いていた黄色い紙には

「第4号 好評発売中!」

と、見覚えのある適当な文字で書いてあった。


「お、この束もしかしてあの時北光社にあったやつ?」
「・・そうみたいですね」

「偶然だね」
「そうですね」


静かだけど、なんとなく熱い思い出だ。






2012年9月4日火曜日

夏が終わってゆきます 2012

8月中に1回くらい書かなきゃと思っていたのにもう9月だよ!
何だかさあ・・年明けたのこないだじゃなかったっけ?
今日入荷の荷物の中に来年のカレンダーとかあって愕然としたよ。

皆様お久しぶりです。毎度すいません。

前回がオオヤコーヒクラスのご案内その他で、それ以来の更新となりましたが
今回もこの話題から。オオヤコーヒクラス、3回目は「トレーニング」。
過去2回のテイスティングレクチャーを経ていよいよ実践編です。
7月にご参加いただいた方にはお伝えしましたが、次回参加される方は
以下の道具をなるべくご用意ください。


・ポット(コーヒーの粉にお湯を注ぐ用のもの)
・コーヒー受け(おとしたコーヒーを受ける、ボウルや小さな片手鍋などなんでも)
・ネルフィルター(制作したものがあれば)
・ハンドル(お持ちであれば)

こちらの方でも若干の用意はありますが、お持ちいただけるとありがたいです。
ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。




午前中からの雨で、今夜は幾分過ごしやすいですが、こう毎日毎日暑いと
人の往来そのものが少なく、それでも「暑い暑い」いいながらご来店くださる
お客様や、特に8月は遠方より訪ねてきてくださる方もたくさんいらっしゃって
本当にありがたいことです。9月になったとはいえまだまだ暑い。もう少し夏の余韻を
楽しみましょう。北書店の夏の展示はまだ継続中です。ぜひ見にいらしてください。


小林敏也原画展~「画本宮澤賢治」より (9/8迄)






















たくさんの名作絵本を出版した「パロル舎」の人気シリーズ
「画本(えほん)宮澤賢治」の作者、小林敏也さんの原画を
児童書コーナーにて、展示しています。

この「パロル舎」さんは、残念ながら今はもうありません。
新刊書店では入手困難なこのシリーズを、このたびの原画展を記念して
一堂に集めました。只今、大絶賛販売中です!

小林敏也さんは、デザイナー・イラストレーターとして、東京都青梅市にて
「山猫あとりゑ」を営んでおられます。
ある地域の雑木林の保護活動の一環として、この画本シリーズの
スライド上演を「幻燈会」と称して、雑木林の中で開催しているそうです。
この「幻燈会」を新潟でもぜひやっていただきたいということで、小林さんを
お招きしたのがきっかけで、北書店にも原画を提供していただきました。

2週間前に別会場3箇所で行われた幻燈会に私も参加しましたが、
とてもいい雰囲気でした。当日の様子が今回の企画者、絵本LIVE実行委員会 
さんのブログに掲載されています。今後も継続的な開催を希望します。

原画展は今週末で終了ですが、「画本」は当店にて継続販売いたします。
ひとつひとつの佇まいがまさしく絵画のようです。
それにこのシリーズ、今は古書価格も割と高いので、定価にて販売している
この機会を、ぜひともご利用くださいませ。

普段あらためて聞くこともなかったんですが、顔なじみのお客様にこの展示の案内をしようと、
「ところで宮沢賢治ってどうです?」って聞くと、かなりの割合で皆様お好きなようで・・
それもまた新鮮な発見でした。

そんなわけでして、まったく更新せず申し訳ありませんでしたが、今年も
とても充実した夏を過ごせました。さっき昨年の北書店ブログをみたら
同じような感じでほとんど更新してないでやんの。
それで夏の終わりあたりにまとめて書いているのも変わらない。困ったもんだ。
で、秋はまたいろいろあるって書いてある・・・これも変わらなかったりして。
はい。今年の秋もいろいろとありそうです。

ですが今夜はこの辺で失礼します。あんまりてんこ盛りだとまた「北書店ファンクラブ」に
「長いw」って書かれちゃうし。つーか今回のも書かれそう。なんだよ「w」って(笑)

ではまた近日のうちに。
同じような1年が、それでも確実に動いているようで。そこから見える景色とか、そんなような
ことを書きます。だって本当にそうなんだよ。




2012年7月2日月曜日

お詫び、訂正、ご報告


先日お知らせした「オオヤコーヒクラス」についてですが、
日程に大きな間違いがありました。全12回だとばかり思っていたのですが
正確には6回です。大変失礼いたしました。申し訳ありません。

6月テイスティング(終了しました)
7月テイスティング
9月トレーニング

11月テイスティング
2013年1月テイスティング
2013年3月トレーニング


以上が、北書店での開催予定です。日時は変更になる
可能性がありますので、そのつどお知らせさせていただきます。


テイスティングレクチャーを2回おこなった後に、トレーニング1回。で計3回。
これを、もう一度繰り返すということになります。今週おこなわれる2回目は
テイスティングレクチャーで、先月と今月のうち、いずれかにご参加いただいた方のみ、
9月のトレーニングに参加できます。

今回、初参加を検討されておられる方がいらっしゃいましたら、次回のチャンスは11月に
なってしまいますのでお早めにお申し込みください。ほんとにあとわずかです。
告知が遅いうえにこの訂正、大変ご迷惑おかけいたしました、何卒ご了承願います。


話は変わりまして店頭での企画のご案内。
先日の「ニイガタブックライトvol3 一箱古本市in現代市」において、
ナンダロウ賞(一箱古本市の創始者、南陀楼綾繁さんが、当日全出店者さんの
箱を見てまわって、「これだ!」と思った方に差し上げる賞)を受賞した
Mont Blanc BOOKS」(モンブランブックス)さんの出張本棚が、北書店の
一角に登場します。前回のブックライト賞受賞特典として企画した、「北書店に、1ヶ月間
棚を作れる権」を、今回も採用することとなりました。


一箱当日、会場で配布した「店主目録」に掲載されている、Mont Blanc BOOKS」さんの
PR文には、【三十路オリーブ残党。生活、旅、音楽を中心に、雑誌、文庫、小説、エッセイ、
様々出します。】とありますが、ナンダロウ氏曰く、「オリーブ残党、というけれど、箱全体の
バランスが偏りなく楽しめた」とのこと。前回の受賞者、「古書雑踏」さんも、一箱とは違う趣向で
北書店の一角をつかってすばらしい棚を作ってくださいましたが、今回のMont Blanc BOOKS」
さんの棚には、どんな本が並ぶでしょう?こちらもお楽しみに。


5月6月と、全くブログの更新を怠っていましたから、ご案内すればよかったこともいくつかあって。


「新潟市読書会」という、ビジネス書を中心とした読書会を定期的に主催されておられる
方が、当店のお客様にいらっしゃいまして、ビジネス書の読書会ということであれば、当然、
主な愛読書は、ビジネス、時事関連といったジャンルになると思うのですが、北書店に
一度でもいらっしゃった方はお分かりのように、当店、このビジネス書というものをほとんど
置いておらず、それでいながらこのお客様(Nさん)は私の作る棚も珍しがって楽しんでくださる、
なんというか、とても懐の深い方です。そんなNさんとのご縁もあって、その「新潟市読書会」の
メンバーの方々にご参加いただいて、おススメのビジネス書フェアでもやりましょうか?という
ことになり、5月末頃から、店頭入ってすぐの、新刊台裏側のスペースを使って開催中です。


このビジネス書、思いのほか売れるものですね。ビジネス書というか自己啓発書、
自分以外の何人かの視点で選ぶ本のコーナーを作るというのも新鮮なものです。もうそろそろ
フェアとしては終了しますが、このジャンルの本は、少しずつ増やしていくことになると思います。
「いかにして生きるか?」という命題を突きつけられるということにおいては、何も一定の
ジャンルに特化したものではなく、文芸でも歴史でも美術でも、それから漫画でも、読む人に
にとっては、その1冊に自己を啓発されるなんてことはいくらでもありそうです。


今後も、いろんな人たちにお付き合いいただきながら、北書店独自のビジネス・自己啓発書
コーナーを作っていけたらと。そういえばオオヤミノルさんおススメの「コーヒーの鬼が行く」
(嶋中労/中公文庫)も、このコーナーに入れてもいいみたい。読んだら異常なくらい奮い立ち
そう(笑)他にも、あの人がこんな本を?というちょっとしたサプライズな1冊を忍ばせながら、
面白い棚が作れたらと思います。


もうひとつ書いておこう。


この夏から新潟市で水と土の芸術祭2012というイベントが始まります。
メイン会場となる万代島旧水揚場(みずあげば)で、4月にイベントの企画説明会があり、
の会場において、大友良英さんと二階堂和美さんのスペシャルライブが開催されました。
昨年秋に発売された、二階堂和美さんの著書、「しゃべったり 書いたり」(編集室屋上)を、
発売当初より取り扱っていた関係で、このライブ会場に本の販売でお邪魔することに
なったのでした。ライブはもちろんすばらしいものでした、そしてこの会場となった
水揚場がまたよかった!販売ブースに、二階堂さんが挨拶に来られて、少し話した後、
「北書店見たい」ということになり、その足で休日の北書店へ来ていただきました。
よく晴れた日曜日の夕暮れ時に、二階堂さんと北書店でゆっくりお話できたことが、
この春のとても印象深い出来事で、いつかここに書こうと思ったままにしていたら、
その日の様子を、二階堂さんがブログに書いてくださいました。


【陳列棚を見ながら、あれこれ次々放り投げられる店主の質問に応えているうち、
あれ?もしかしたら本が好きだったんだっけ?というような気になってきた。
ずっと長いこと忘れていた情景を思い出した。学校の図書館の夕暮れやいろいろ。
なんか、どれもこれも、手に取りたくなるような本が並んでいた。
まだ児童書コーナーしか見てないうちに、時計を見たら打ち上げの待ち合わせに

遅刻の時刻。こんな本屋が近くにあったら、本が好きになりそうだと思った。
あの本屋を訪れるためにもまた新潟に行きたいくらいだ。】



嬉しかったです!目的なんか持たないで、ただなんとなくふらっとお越しくだされば、
北書店、案外いい線行ってるんじゃなかなあと思うんですけどどうでしょう?


こういった一面に加えて、バリバリの売れ筋もそつなく揃えておけば
いいんでしょうけど、どこでも売れている本はどこでも欲しがりますから、当店のような
駆け出しの小書店には、ほとんど入荷してこないのです。全て仕入れるお金もないし。
名指ししちゃうか、いや、やめとこう(笑)某出版社、新刊が欲しくても、そもそも北書店
なんぞ本屋にカウントされていないんじゃないかな?と思うくらい本が入らない。
負けねえぞコラ。ウソ、新刊ください。

ただこうやって振り返ると、この2年とちょっと、なんだかんだといろんなことを試みて、
慌しい中にも少しずついろんな方たちとの関係ができていることは、とても嬉しいことです。
この「水土」も、もうすぐ開幕です。県外からいらっしゃるお客様、ついでのついででかまいませんので、ぜひ北書店へも足をお運びください。


そして参加されている作家さんへ。もしもご自身の作品集など、手に取って
いただきたいようなものがありましたら、会期中、北書店店頭に置かせていただきますので
遠慮なくお持ちください。ちょっとそれ用にスペースを作ろうかと検討しています。


とり急ぎ、「オオヤコーヒクラス」のことのみお詫びと訂正をと思いつつ、いろいろと
振り返ってしまった。マメに書いておけばいいのにねえ・・・


そして、まだ書きたいことがあるんですが、そこに触れたら今は収拾がつかないだろうと
思われますので、またの機会に書かせていただきます。忘れがたい、この春のこと。

ではまた。お詫びと訂正とご報告でした。